既存物件向けISPシステムSPES (エスピーイーズ)
「SPES」はISPサービス業界が長年課題としてきた、既存物件へのサービス導入にかかる、入居者との日程調整および工事調整などの時間的コスト、またそれらの調整を行う管理会社やハウスメーカーの設備投資費用などを縮小し、短期間でインターネット接続を可能とするサービスです。
ギガプライズは、NECネッツエスアイ、Broadcomと連携し、SPE(Single-Pair Ethernet)技術を活用した、既存電話線を用いてインターネット接続が可能となる世界初の集合住宅向けISPサービス、「SPES」を“オープンイノベーション”により、共同開発しました。
4つの特長
宅内工事不要

宅内装置は梱包状態のまま郵便受けに投函可能なサイズ、また設置は電話線につなぐだけの簡単設計になっております。
入居者様との工事日程を調整する必要もなく、お手軽にインターネットをご利用頂けます。
SPESと通信速度

SPESでは、ルータ・センター装置間は1Gbps、センター装置・宅内装置間は100Mbps(※1)の通信が理論上可能です。
実行速度は、30~90Mbpsと快適な通信環境(※2)のご提供が可能です。
※1 回線速度イメージ図

※2 用途別 推奨回線速度
用 途 | 奨励回線速度 |
---|---|
LINE・メール | (上り回線・下り回線)1Mbps |
WEBページの閲覧 | (下り回線)3Mbps ※ リッチコンテンツが豊富な場合10Mbps |
YouTube動画 | (下り回線)1Mbps〜25Mbps |
出典:http archive(httparchive.org)、YouTubeヘルプ
既存設備の活用

電話用2芯ケーブルを活用することで既存物件でも新たな屋内工事を施工せずにインターネット利用が可能になります。※
宅内装置も電話線につなぐだけと簡単設置。お手軽にWi-Fi環境の提供可能です。
※既存設備の状況によっては宅内工事が必要な場合がございます。
最新のEthernet通信規格

車載イーサネットは高速かつ誤作動なく伝送することが求められます。「BroadR Reach®」はシングルペアのツイストケーブルを用いた通信&給電技術が可能であり車載インターネットとして標準化が進んでいる最新の通信規格の1つです。SPESは、その技術を集合住宅へ用いることで、快適なインターネット環境を提供することができます。
スペック

スペック表 | |
---|---|
センター装置から 受電して駆動 |
電話線を介して電源供給するため、外部電源供給不要 |
壁掛け型の設置 | 壁掛け利用を想定した筐体構造 |
郵便受けに入るサイズ | 梱包状態のまま、投函可能なサイズ |
無線Wi-Fi機能搭載 |
・ IEEE802.11ac/a/n(5GHz帯)、IEEE802.11n/b/g(2.4GHz帯) ・ 規格値:433Mbps/11ac・5GHz帯、150Mbps/11n・2.4GHz帯 |
FAQ
- 「SPES」の導入対象物件はどういった物件になりますか。
- 「SPES」の料金設定は?
- 「SPES」の通信速度は?
- 「SPES」はADSLですか?
- 電話機能は利用できなくなるのでしょうか。
- 「SPES」の製造元はギガプライズですか?
- 「SPES」の故障、不具合発生時のアフターフォローなどの保証は?