ソリューションサービスウルトラファインバブル発生システム 測定(性能評価)
ウルトラファインバブル発生システムは、毛穴よりも小さなサイズの泡(ウルトラファインバブル)を発生させ、家庭内の全ての場所にウルトラファインバブル水(※1)を供給します。
※1 ウルトラファインバブルを含んだ水を指します。
※「ファインバブル」「ウルトラファインバブル」「FINEBUBBLE」は一般社団法人ファインバブル産業会の登録商標です。
スペック
公益社団法人 日本水道協会 認証登録番号「Z-393」「Z-399」
| ウルトラファインバブル数 | 12,720,000個/ml(ブランク水補正後のウルトラファインバブル個数) |
| 測定日 | 2022年12月4日 |
| 測定機器 | Be-Life 20A |
| 平均径 | 118.3nm |
| 水圧 | 0.2Mpa |
| 室温 | 20.8℃ |
| 湿度 | 55% |
| 水温 | 20℃ |
| 採水日 | 2022年12月4日 |
| 測定水 | 高純度精製水 ※高純度精製水は超純水に相当します。(サンエイ化学㈱社製) |
| 採水箇所 | Be-Life から架橋ポリエチレン管15m通水出口からの発生量(水質、水温、環境時期により数値は変動します) |
| 採水方法 | ポンプ-Be-Life-架橋ポリエチレン管15mを接続し、通水後の水を測定 |
| ポンプ型式 | カワエースディーバーUF3形(㈱川本製作所社製) |
| 測定装置 | Nano Sight NS500 |
洗浄作用【フライパンの洗浄効果】
調理器具や食器の油汚れに対する洗浄力比較として、フライパンに疑似油汚れを付着させ、洗浄実験を実施しました。水道水と比較し、ウルトラファインバブル水の方が、早く疑似油汚れを除去する結果となり、水道水よりもウルトラファインバブル水の方が高い洗浄力があることが確認できました。
| 試験方法 | ウルトラファインバブル水及び水道水を20ℓタンクへ入れ、5ℓ/minでフライパン表面へ通水させ、疑似油汚れの洗浄される時間を測定 |
| 試験期間 | 2023年8月17日~18日 |
| 室温 | 24.5℃ |
| 湿度 | 40% |
| 水温 | 25.5℃ |
| 水量 | 5ℓ/min |
| 試験水圧 | 0.2Mpa(ウルトラファインバブル水生成時の水圧) |
| 水の種類 | 水道水 |
| FB生成方式 | キャビテーション方式 |
| 疑似油汚れ | 油性塗料ホワイト+水アメの混合物 |
| 通水時間 | 水道水通水後 疑似油汚れ除去率 |
UFB水通水後 疑似油汚れ除去率 |
水道水とUFB水を比較した 洗浄力UP% |
|---|---|---|---|
| 5秒後 | 45% | 61% | 36% |
| 8秒後 | 61% | 86% | 40% |
| 30秒後 | 86% | 99% | - |
| 70秒後 | 86% | 99% | - |
洗浄作用【洗濯物の洗浄効果】
比較試験の結果、通常の水道水では除去が困難であった繊維表面の固着汚れに対し、ウルトラファインバブル水は微細気泡が繊維間に浸透し、汚れの剥離を促進することが確認されました。
| 試験方法 | 1. 洗浄試験:同種のYシャツを約10ヶ月間、ウルトラファインバブル水と水道水を同条件により着用後、繰り返し洗濯した場合の衣類汚れの比較を実施(自社試験)
2. 評価方法:約10ヶ月後のYシャツの状態を比較 3. 評価条件:株式会社 富士計器 工場担当1名 試験対象:男性用Yシャツ2枚 着用日数:週2日間 着用時間:1日(約8時間) |
| 試験期間 | 2022年6月20日~2023年4月21日まで(土日祝日は除く) |
| 室温 | 平均12℃ |
| 湿度 | 平均50% |
| 水温 | 平均15℃ |
| 水量 | 14ℓ/min |
| 試験水圧 | 0.3Mpa |
| 水の種類 | 水道水 |
| FB生成方式 | キャビテーション方式 |
| 洗濯機型式 | ハイアール JW-K42M 4.2kg |
洗浄作用【洗濯槽の洗浄効果】
ウルトラファインバブルは洗濯槽の裏側についた黒カビや洗剤の残りカスの間に入り込み汚れを徐々に落とし、知らず知らずのうちに洗濯槽の裏側もセルフ洗浄します。
| 試験方法 | 1.洗浄試験:約15年間使用した洗濯槽の汚れにウルトラファインバブル水を用いた場合の洗浄力
2. 評価方法:1日1回洗濯(土日祝除く)をする条件として、試験開始日から30日後・60日後・90日後・120日後・150日後・180日後の洗濯槽の洗浄作用を評価(自社試験) 3. 洗濯条件:水量58ℓ 洗い15分 すすぎ3回 脱水5分 ※洗濯時間40分 |
| 試験期間 | 2022年6月6日~2022年12月2日まで(180日間)(土日祝日は除く) |
| 室温 | 平均20℃ |
| 湿度 | 平均55% |
| 水温 | 平均13℃ |
| 水量 | 16ℓ/min |
| 試験水圧 | 0.3Mpa |
| 水の種類 | 水道水 |
| FB生成方式 | キャビテーション方式 |
| 洗濯機型式 | 三菱電機社製 MAW-N7YP 7.0kg |
洗浄作用【頭皮の洗浄効果】
水道水と比較し、ウルトラファインバブル水の方が頭皮の皮脂汚れが落ちていることが確認できました。ウルトラファインバブル水の方が皮脂に対して高い洗浄力がある事が確認できました。
| 試験内容 | 右頭部をウルトラファインバブル水(40℃±2)、左頭部を水道水(40℃±2)で左右頭部を1分間づつ頭皮洗浄を実施。1分間の内30秒間は頭皮洗浄ブラシで洗浄、残り30秒秒間は手で洗浄を実施。(当社調べ) |
| 試験期間 | 2022年2月28日~3月7日 |
| 被験者 | 9名(23歳~62歳 男性9名) |
| 室温 | 23℃ |
| 水温 | 40℃±2 |
| 水量 | 6.9L/min |
| 試験機器 | Digital Microscope 1600X |
| シャワーヘッド | SANEI㈱社製 PS39-80X |
| 使用水 | 水道水 |
※配管長さ:20A-約13.5mの条件で洗面台蛇口から生成したウルトラファインバブルを含む水を使用
洗浄作用【肌汚れの洗浄効果】
水道水と比較し、ウルトラファインバブル水の方がファンデーションの落ちが良いことが確認できました。ウルトラファインバブル水の方が毛穴に対し高い洗浄力がある事が確認できました。
| 試験内容 | 右手の甲に水道水(40℃±2)、左手の甲にウルトラファインバブル水(40℃±2)で手の甲から約20cmの距離から30秒間かけ流し、洗浄後の測定(当社調べ) |
| 試験品 | Be-Life 20A |
| 試験期間 | 2022年3月14日~3月17日 |
| 被験者 | 10名(22歳~62歳の男性7名・女性3名) |
| 室温 | 24℃ |
| 水温 | 40℃±2 |
| 水量 | 6.9L/min |
| 試験機器 | Digital Microscope 1600X |
| シャワーヘッド | SANEI㈱社製 PS39-80X |
| 使用水 | 水道水 |
※配管長さ:20A-約13.5mの条件で洗面台蛇口から生成したウルトラファインバブルを含む水を使用
洗浄作用【排水管洗浄効果】
洗浄比較をしたところ、ウルトラファインバブル水の方が、疑似排水汚れを除去することが確認できました。水道水と比較し、ウルトラファインバブル水の方が配管汚れに対し高い洗浄力があることがわかりました。
| 試験方法 | UFB水及び水道水を20ℓタンクへ入れ、5ℓ/minでアクリル透明排水管へ通水させ、疑似排水の洗浄を比較 |
| 試験品 | Be-Life 20A |
| 試験期間 | 2023年7月25日~26日 |
| 室温 | 24.5℃ |
| 湿度 | 40% |
| 水温 | 22.5℃ |
| 水量 | 5ℓ/min |
| 水圧 | 0.2Mpa(UFB水生成時の水圧) |
| 水の種類 | 水道水 |
| FB生成方式 | キャビテーション方式 |
| 疑似油汚れ | 高分子樹脂+ワックス+顔料の混合物 |
洗浄作用【消臭効果】
便器表面に付着したアンモニアは洗浄水により流され、臭気が減少します。水道水よりもウルトラファインバブル水が「約30%」高い消臭効果が得られる結果となりました。
| 試験内容 | 便器内の流水部分➀へアンモニア水をスプレーボトル②にて10回均等に吹き付け、トイレのフタを閉めた後、隙間をテープで固定し、洗浄前、洗浄後のアンモニア濃度を検知器を用いて測定比較を実施 |
| 試験期間 | 2023年7月4日~7月7日 |
| 試験トイレ | Panasonic アラウーノ タイプ2 CH1002UD ・水道水通水便器 ・ウルトラファインバブル水通水便器 ※バイパスのバルブ操作により水道水通水、ウルトラファインバブル水通水操作 |
| 試験品 | Be-Life 20A |
| 洗浄水量 | 洗浄水:3.4ℓ |
| 疑似臭気 | アンモニア水:特級アンモニア水28% |
| スプレーボトル | 1プッシュ 約0.5ml |
| 検知器 | GASTEC 気体採取器GV-100 |
| 検知管 | アンモニア(NH3)測定濃度範囲「5~100ppm」 |
| 室温 | 25.9℃ |
| 湿度 | 62% |
| 水温 | 21.6℃ |
| 使用水 | 水道水 |
保温作用【肌の表面温度保持効果】
水道水と比較し、ウルトラファインバブル水の方が肌表面の温度が上昇した後も維持される傾向が見られ、保温性の高さが確認されています。
| 試験内容 | 右足を水道水(40℃±2)、左足をウルトラファインバブル水(40℃±2)に入れた別々の水槽を用意し、5分間同時に浸漬し、浸漬後の5分後・10分後の温度変化を測定(当社調べ) |
| 試験品 | Be-Life 20A |
| 試験期間 | 2022年2月8日~2月18日 |
| 被験者 | 10名(22歳~62歳の男性7名・女性3名) |
| 室温 | 24℃ |
| 水温 | 40℃±2 |
| 水量 | 8.5L/min |
| 試験機器 | サーモグラフィー㈱社製 型式-FLIR-T400 |
| シャワーヘッド | SANEI㈱社製 PS39-80X |
| 使用水 | 水道水 |
※配管長さ:20A-約13.5mの条件で洗面台蛇口から生成したウルトラファインバブルを含む水を使用
保湿作用【角質層の水分保持効果】
水道水と比較し、ウルトラファインバブル水の方が10分後でも角質層の水分保持効果が持続し、保湿性の高さが確認されています。
| 試験内容 | 左手を水道水(40℃±2)、右手をウルトラファインバブル水(40℃±2)に入れた別々の水槽を用意し、5分間同時に浸漬し、浸漬後の5分後・10分後・15分後の手の甲、各3点を水分測定器で測定(当社調べ) |
| 試験品 | Be-Life 20A |
| 試験期間 | 2022年3月2日~3月8日 |
| 被験者 | 10名(22歳~62歳の男性7名・女性3名) |
| 室温 | 24℃ |
| 水温 | 40℃±2 |
| 水量 | 8.5L/min |
| 試験機器 | Peipai社製 型式 PM-907 スキンチェッカ― |
| 使用水 | 水道水 |
※配管長さ:20A-約13.5mの条件で洗面台蛇口から生成したウルトラファインバブルを含む水を使用
スペック
公益社団法人 日本水道協会 認証登録番号「Z-425」
| ウルトラファインバブル数 | 28,800,000 個/ml |
| 測定日 | 2024年8月11日 |
| 測定機器 | Bubble Prize 20A |
| 平均径 | 127nm |
| 水圧 | 0.2Mpa |
| 室温 | 24.4℃ |
| 湿度 | 67% |
| 水温 | 29.4℃ |
| 採水日 | 2024年8月6日 |
| 測定水 | 純水 |
| 採水箇所 | Be-Life から架橋ポリエチレン管15m通水出口からの発生量(水質、水温、環境時期により数値は変動します) |
| 採水方法 | ポンプ-ホース-Bubble Prizeを接続し、通水後の水を測定 |
| 測定装置 | Nano Sight NS300 |
洗浄作用【肌汚れの洗浄効果】
水道水と比較し、ウルトラファインバブル水の方がファンデーションの落ちが良いことが確認できました。ウルトラファインバブル水の方が毛穴に対し高い洗浄力がある事が確認できました。
| 試験内容 | 左右の手の甲にファンデーションを一定量塗布し、右手の甲に水道水(40℃±2)、左手の甲にウルトラファインバブル(UFB)水(40℃±2)を手の甲から約20㎝の距離から30秒間かけ流して洗浄効果を手の甲の汚れに対する変化率により比較検証した。 |
| 試験品 | Bubble Prize 20A |
| 被験者 | 男女10名 |
| 室温 | 平均28.6℃ |
| 水温 | 40℃±2 |
| 水量 | 6.9L/min |
| シャワーヘッド | SANEI㈱社製 PS39-80X |
| 使用水 | 水道水 |
※配管長さ:20A-約8mの条件でシャワーヘッドから「水道水」・「ウルトラファインバブルを含む水」を使用
試験結果(肌洗浄率)
| 洗浄前 | 洗浄後 | |
| ウルトラファインバブル水 | 100% | 75.6% |
| 水道水 | 100% | 62.2% |
保温作用【肌の表面温度保持効果】
水道水と比較し、ウルトラファインバブル水の方が肌表面の温度が上昇した後も維持される傾向が見られ、保温性の高さが確認されています。ウルトラファインバブル水の方が約1.96%高い保温効果を得られる結果となりました。
| 試験内容 | 水道水(40℃±2)、ウルトラファインバブル(UFB)水(40℃±2)を入れた容器に右足を水道水、左足をウルトラファインバブル水に5分間浸漬し、浸漬直後、5分後の肌表面温度変化率により比較検証した。 |
| 試験品 | Bubble Prize 20A |
| 被験者 | 男女8名 |
| 室温 | 25℃±3 |
| 水温 | 40℃±2 |
| 水量 | 8.5L/min |
| 使用水 | 水道水 |
※配管長さ:20A-約8mの条件で洗面台蛇口から「水道水」・「ウルトラファインバブルを含む水」を使用
試験結果(肌表面温度の変化率)
| 浸漬直後 | 5分後 | |
| ウルトラファインバブル水 | 100% | 95.6% |
| 水道水 | 100% | 93.7% |
保湿作用【角質層の水分保持効果】
水道水と比較し、ウルトラファインバブル水の方が10分後でも角質層の水分保持効果が持続し、保湿性の高さが確認されています。
| 試験内容 | 水道水(40℃±2)、ウルトラファインバブル(UFB)水(40℃±2)を入れた容器に左手を水道水、右手をウルトラファインバブル水に5分間浸漬し、浸漬前、5分間浸漬した10分後の手の甲①、②、③部分を水分測定器で測定し、肌水分量の変化率により比較検証した。 |
| 試験品 | Bubble Prize 20A |
| 被験者 | 男女11名 |
| 室温 | 平均27.3℃ |
| 水温 | 40℃±2 |
| 水量 | 8.5L/min |
| 使用水 | 水道水 |
※配管長さ:20A-約8mの条件で洗面台蛇口からのウルトラファインバブルを含む水を使用
試験結果(肌水分量変化率)
| 浸漬前 | 10分後 | |
| ウルトラファインバブル水 | 100% | 81% |
| 水道水 | 100% | 74% |
洗浄作用【消臭効果】
便器表面に付着したアンモニアは洗浄水により流され、臭気が減少します。水道水よりもウルトラファインバブル水の方が、約40.1%高い消臭効果が得られる結果となりました。
| 試験内容 | トイレ2台を準備し、アンモニア(特級アンモニア水 28%)をトイレ便器内にスプレーボトルで散布したアンモニアを「水道水」、「UFB水」で洗浄した後のアンモニア濃度の軽減率を比較検証した。便器内全体に10回散布し、密閉後、アンモニア検知管で測定 |
| 試験品 | Bubble Prize 20A |
| トイレ | TOTOウォシュレットトイレ一体型便器 |
| 臭気測定 | 気体採取器GV-100 / 検知管アンモニア(NH3)・5-100ppm(測定範囲) |
| 測定回数 | 10回 |
| 室温 | 12.9℃ |
| 水温 | 21.6℃ |
| 洗浄水量 | 3.4L |
| 使用水 | 水道水 |
※配管長さ:20A-約8mの条件で「水道水」・「ウルトラファインバブルを含む水」を使用
試験結果(アンモニア軽減率)
| 10回散布直後 | 洗浄後 | 軽減率 | |
| ウルトラファインバブル水洗浄 | 100% | 25.8% | 74.2% |
| 水道水洗浄 | 100% | 65.9% | 34.1% |
